2015年2月15日スタッフブログ
こんにちは、ODAIJINI鍼灸整骨院です^_^
寒いです!超寒いです(>_<)笑
こんな寒い時に起こるのが「こむら返り」!
皆さん、なったことある方が多いのではないでしょうか?
寝ている時になることが多いです!
ビックリして起きますよね。
「こむら」は「腓」と書きます。
「腓」は「ふくらはぎ」のことです。
ふくらはぎには「腓腹筋(ひふくきん)」という筋肉があるのですが、「腓」の字が使われていますね。
この腓腹筋がおかしなことになって痛いわけです。
原因としては、慢性的な運動不足で血流が悪い、激しい運動による発汗や下痢などによる脱水、ナトリウムやマグネシウムなどの電解質の代謝異常などが考えられています。
他にも、糖尿病や甲状腺の疾患でも、こむら返りが起こりやすくなると言われています。
ではなぜ寝ている間にこむら返りが起こりやすいのかと言うと、寝ている時というのは足首の関節が底屈位(つま先が伸びた状態、背伸びする時の状態)になっていることが多いんです。
上から布団を被っているというのも、この状態になりやすい原因の一つなのですが、この底屈位というのは、腓腹筋が収縮している状態、つまりふくらはぎを使っている状態なんですね。
力を入れている自覚はなくても、筋肉が使われている状態が長く続くので、寝ている間にこむら返りを起こしやすいんですね。
そして寝ている間にも汗はかきます。
ぐっしょり濡れるほどかかなくても、少しずつ身体の水分は奪われているんです。
そうすると、余計にこむら返りを起こしやすくなる条件が整ってくるわけですね。
予防法として、適度な運動やストレッチ、マッサージ、水分補給などがありますが、ただ水を飲むだけでは電解質とのバランスが悪くなるので、スポーツドリンクが推奨されているわけですね。
これは、西洋医学的なこむら返りです♪
次は、東洋医学的に診ていきましょう!
「こむら返り」はですね、東洋医学では「転筋」と言います。
筋肉が転ぶと。
その代表的なパターンをご紹介します。
まずは「血虚(けっきょ)」によるもの。
血が虚しいと書くので、一般的な貧血症状をイメージされるかもしれませんが、貧血とイコールではありません。
血虚には、血の生成が充分でない状態、出血で血が不足している状態、局所的に血のめぐりが悪い状態などがあります。
どれもこむら返りを起こす原因になりえます。
血の生成不足は、東洋医学的内臓で言えば「脾・胃」の失調が考えられます。
つまり、食べたものから血を充分に作り出せていないということです。
出血で血が不足するというのは、事故やケガ、月経、出産などですね。
出血して補充が追い付いていない状態と思って下さい。
局所的に血のめぐりが悪い状態というのは、東洋医学的内臓の「肝」の失調が考えられます。
「こむら返り」というふくらはぎ局所の症状といえど、東洋医学は基本的に内臓に帰納して考えていきます。
もちろん、生活習慣などから、その内臓を失調するに至った原因も探ります。
脾と肝であれば、飲食の不摂生、精神的ストレス、運動不足、スマホやパソコン画面などの見過ぎなども原因として考えられます。
パソコンのしすぎでこむら返りを起こすというのは不思議に思われるかもしれませんが、我々の立場からすれば、あり得ることです。
だいたいこれらの条件が複数重なりますけどね。
そのような背景があって、昨日書いたような寝る時の足首の状態(底屈位:つま先が伸びた状態、背伸びする時の状態)が引き金となると、寝ている時にこむら返りを起こします。
出血で血の補充が追いついていない時のこむら返りは、月経、出産の関係から女性に多いと考えられます。
月経期にこむら返りをよく起こしたり、出産してからこむら返りを起こしやすくなったりなど、充分考えられることです。
その場合も、東洋医学は内臓に着目し、鍼灸で内臓の機能を調えます。
皆さん、こむら返りについて少し理解できましたか?
寒い冬は、足を冷やさないように心がけましょう^_^
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