2022年11月5日ODAIJINIグループ, スタッフブログ, 金剛院
こんにちは!
ODAIJINI鍼灸整骨院 金剛院です
今年の暑い夏も終わり、グッと冷え込んできましたね…
寒暖差が激しいですが、体調はお変わりないでしょうか?
この時期になると、手足の冷え・肩こりや頭痛・倦怠感・生理痛・生理不順
体重増加・下痢・便秘・むくみ・肌荒れなどの症状でお悩みの方が増えます。
これらの症状の原因、実は『冷え』から来ているかもしれません❕
冷えが起こる原因として考えられるのは・・・
①筋力の低下
特に第二の心臓と言われるふくらはぎは、血液を心臓に戻す役割をしています。
ふくらはぎの筋力が落ちてしまうと、ポンプの役割を果たせなくなるので
むくみなどが出やすくなります。
運動不足の方も筋肉量が少ない為、冷え性になりやすいです。
②生活習慣の乱れ
布団に入ってからもスマホを見たり、夜更かしで寝不足になったりすると
自律神経の乱れにつながります。また、ファストフードなど偏った食事も
栄養不足になり体内から冷やしてしまい冷えの原因になります。
③自律神経の乱れ
主に体温を調整しているのは自律神経です。
現代の高性能なエアコンなどの影響により、室内で快適に過ごせてしまう分
自律神経が鈍くなり、うまく機能しなくなる傾向にあります。
④ストレス
ストレスで交感神経が異常に働いてしまうと、血管が収縮して血行が悪くなり
末梢まで血液が行き届かず、手足が冷たくなります。
⑤鉄分不足
鉄が不足すると赤血球が減り、酸素を運ぶ力が低下し血行不良になりやすいです。
女性の場合、生理があるので特に鉄分が不足しやすい傾向にあります。
■冷え性は大きく分けて4つのタイプに分類されます。
〇四肢末端型
手足などの末端が冷たく感じる症状で、特に10~20代の若い女性に多くみられます。
原因としては、やせ型の方や過度なダイエットをして栄養不足になっている方が多く
手足を温めるだけでは一時的に緩和されますが改善は難しいとされています。
ダイエットで無理して食事の摂取量を減らすと、体内を温めるために必要な
熱を生み出すエネルギーが不足し血の流れが悪くなります。
これによって手足の末端まで血が行き渡らなくなり冷えやすくなります。
★改善方法★
重要なポイントは、朝食・昼食・夕食1日3回の食事をしっかり摂る事です。
特にタンパク質は熱(エネルギー)をつくるのに欠かせない栄養素で、
一緒に炭水化物や脂質を摂るとより効果的です。
※ただ摂りすぎると、肥満や生活習慣病になるリスクが高くなるので
適度な量を摂取する事が大切になります。
まずは食事を見つめなおして体の内側から冷えに負けないカラダを作りましょう。
〇下半身型
腰から下が冷えやすく、特に寒い場所ではふくらはぎや足先に
冷たさを感じたりといった症状がみられるタイプです。
姿勢不良や長時間のデスクワークなどでお尻をはじめ下半身の筋肉が硬くなり、
血管が圧迫され、血流が悪くなることが原因で起こりやすい冷えです。
また、加齢とともに運動不足によって下半身の筋力が低下している人も
このタイプが多いです。一方で上半身は、汗をかきやすかったり、
血が巡るため顔がほてりやすかったりという特徴があります。
★改善方法★
下半身を動かすウォーキングやお尻の筋肉(梨状筋)を
ほぐすストレッチを行うことが効果的です。
〇内蔵型
手足は温かいのにお腹だけが冷える状態で、『隠れ冷え症』
とも呼ばれるくらい自覚症状が少ないタイプです。
症状として多いのは、下腹部を触ると冷たい・起床時に手足よりお腹の方が温度が低い
疲れやすい・便秘や下痢になりやすいなどです。
主にストレスの蓄積により自律神経が乱れて血行不良が起きていたり、
冷たい飲食物の摂りすぎなどが原因として考えられます。
(ストレスが元となり、分泌されたアドレナリンが全身の血管を収縮させてしまい
全体の血流が悪くなってしまうからです。)
他にも運動不足の人や体を締め付ける下着をつけている人は血流が悪くなり、
結果的に内臓の冷えを起こしやすいです。
全身の発汗も注意が必要です。(汗により、かえって体を冷やしやすくなります。)
★改善方法★
シャワーで済ますより熱すぎない温度でゆっくり浴槽につかる。(半身浴など)
旬の食材や、できるだけ温かい飲食物を摂る(白湯がおススメ)
適度な運動やストレッチ、ストレス解消法を見つける。
〇全身型
常に体温が低い状態で、季節や天候に関係なく寒さを感じるタイプです。
高齢者や生活習慣が乱れている若年者など、基礎代謝が低下している方によくみられます。
慢性的に冷えを感じているため、自覚症状が無いケースが多いのも特徴です。
基礎代謝が低下しているため倦怠感を感じやすい、慢性的に身体がだるい、
風邪を引きやすいなどの症状がみられます。
さらに他のタイプと比べ、手足の冷えは目立ちにくいです。
自覚があまりなく、いつの間にか免疫力が低下している場合がありますので注意しましょう。
★改善方法★
身体の内側と外側どちらも冷えている状態なので両方から温めることが大事です。
低下した基礎代謝を上げるために食事量を増やしたり、運動(ウォーキングやラジオ体操など)
をして筋肉を使ってあげることが必要です。
【全てのタイプの冷えに共通する予防・改善方法】
①ウォーキング
ウォーキングなどの全身を使って体を動かすことはメリットしかありません。
基礎体温が上がり、血流の改善も見込めます。
ポイントは腕を大きく振って大股で歩くことでより全身運動になります。
➁入浴
毎日、湯船に浸かって全身を温めることが大事です。
場合によっては、半身浴や長時間入浴は逆に発汗をして体を冷やす恐れがあるので気を付けましょう。
③冷えに効果的なツボ
特に三陰交は温めてあげるとより効果が期待されます。
太衝、湧泉は数秒間押して刺激を与えて下さい。
三陰交
内くるぶしから指4本分上(3寸)の位置
骨のきわに取る
太衝
足の親指と人差し指の骨の間のところを指先から足首に向かってなぞっていき指が止まる場所
勇泉
足の裏で指を曲げた時にできるくぼみの部分
④カーフレイズ
ふくらはぎの筋肉は心臓へと戻る血液を送り出すポンプの役割があるので、この運動をするだけで血行が良くなります。
つま先立ちの状態で5~10秒キープしてゆっくり戻します。これを10回目安で行います。
慣れてきたらもう少し負荷がかかるように15~20秒に秒数を増やして行います。
今はまだ暖かいですが冬にかけて今年も寒くなることが予想されますので、今のうちに対策をして、冷えに負けないカラダを作っていきましょう!!
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