先ず凝りの原因となる筋肉(正式には骨格筋)から説明していきます。
各筋肉には必ず起始、停止、作用、神経支配が存在します。
起始、停止は文字通りどこからどこまで付着しているかという事です。
細かく言うと起始は運動時に動かないか、動く事が少ないほうの端を言い、
多く動く方の端を停止と言います。
作用とは筋が収縮したときの運動方向を言います。
神経支配とはその筋が支配する神経
神経障害により麻痺や萎縮が起こります。
首、肩周りに多いのはダントツで「凝り」です。
何故凝りを感じるのか
日常生活の積み重ねによる姿勢不良な身体の状態
→ 具体的には・・・ デスクワーク・スマホの操作姿勢・運動不足・ストレッチ不足・・・
言い出したらキリがないんですが…(^-^;
人は日常生活上、後方(背面)での作業をする事が殆どありません。
逆に前での作業ばかりをすると、背中周りの筋肉が全て前方に引っ張られてしまう為
筋肉の筋緊張が強くなる → 緊張が強いと筋肉に柔軟性(伸び縮み)がなくなる → 老廃物ばかりが溜まる → 凝りに繋がる → 慢性化
上記で述べた、凝りが強くなる筋肉はこちら
↓
僧帽筋(首の付け根から肩の付け根、背中まで大きく付いている筋肉)
肩甲挙筋 (首の付け根から肩甲骨内側に付着)
肩を支えているローテーターカフと呼ばれる4つの代表的な筋肉
棘上筋 ・ 棘下筋 ・ 小円筋 ・ 肩甲下筋
特に棘上筋の機能低下・筋力低下は
一般的によく耳にする40肩・50肩の原因となる筋肉です。
広背筋(いわゆる背筋)・背骨と平行に左右ある脊柱起立筋
いずれも姿勢を伸ばすときに欠かせない筋肉 + 姿勢維持の為の重要な筋肉です。
小胸筋(上位肋骨から鎖骨下まで付着している筋肉)
上腕二頭筋(いわゆる力こぶを作る筋肉・姿勢の丸みが強くなると腕は必ず内巻きに肩が巻いてしまう為)
などなど・・・
普段のケアとして取り入れてもらいたいのがストレッチです!!
やり方はこちら!!
頭の側頭部を手で押さえて横に傾ける(右の首を伸ばしたい時→左に首を傾ける、反対を伸ばしたい時は逆です。)
寝違え
皆さんも絶対に耳にした事のあるワードですよね!!
寝違えって慢性・急性で分けると急性に分類されますが、
実は寝る姿勢が悪くてなったとかではなく、これも日常の疲れの蓄積なんです!!!
私が寝違えの患者さんを診ていて感じた事は、寝違えた方の多くが「肩凝りなんて今まで知らなかった」
又は「凝りを感じた事がなかったので、肩を触られるだけでくすぐったくて嫌だ」
という方が多いんです!!!
いわゆる自覚症状がない方です。
凝っているのに気付かない、このような方は急性の痛みが出るまで気付かない事が多いです。
逆に言い換えれば、凝りや痛みを感じる方が正しい自覚症状と思ってもらったらいいです。
痛み方の種類
1 首の関節の可動域が制限される
2 首を動かすと激痛(上を向く・横を向く・横に傾けるが特に多い)
3 肩や上腕部にまで鈍い痛みを感じる
主に痛める筋肉
斜角筋
首の外側面から肋骨に向かって付着している筋肉です。
前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋と3つに分かれています。
作用
首を横に傾ける・第1肋骨や第2肋骨を引き上げる・首を前に倒す
前斜角筋・中斜角筋との間に神経が通っている為、2つの筋肉の隙間が狭まると神経を圧迫し
腕の重だるさ、痛みが生じる
対処法
① 急性期の場合は先ず患部を冷やす事
② 寝るときに痛い方を下にして寝ない事
③ 生活リズムを規則正しくする事
具体的には → 睡眠をとる → 寝る時間・起きる時間の癖付けをする (殆どの方が睡眠が取れていない、寝る時間がバラバラな方が多いです)
上記の筋肉性の痛みは、痛めたその日と翌日は痛みは続きます。
これは筋肉の性質の理屈上、炎症は最低でも48時間は続くからです。
なのでストレッチも先ずは痛みが緩和されて首を動かせる状態から始める事をおすすめします、でないと無理に動かしてしまうと回復を遅らせる原因にもなります!
安静にしていれば痛みは緩和されてきますが、働き盛りの皆さんからすれば2日間安静は仕事にも影響が生じるし、早く治したいですよね!!
そんな時は我慢せず、当院にお任せください☆
上記で挙げた以外にも寝違えて痛みの出る箇所や、筋肉性よりも関節の捻じれからくる寝違えのケースもあります。
症状・状態を診た上で痛みの原因・施術・ホームケア・してはいけない動作など早期改善に向けて最善な施術を致します!!
上記症状でお悩みの方はODAIJINI鍼灸整骨院へ!!!
肩凝り・寝違え・交通事故・むち打ち・肩こり・腰痛・首痛・膝痛・ギックリ腰・五十肩・肘痛・成長痛・オスグッド・O脚・X脚・外反母趾・変形性関節症・眼精疲労・頭痛・めまい・耳鳴り・冷え・スポーツ外傷・座骨神経痛・椎間板ヘルニア・寝違い・むくみ・シンスプリント・テニス肘・野球肘・肉離れ・目の疲れ・目の症状・捻挫・挫傷・打撲 ・不眠・眼性疲労・リウマチ・頚腕症候群・骨盤矯正・産後骨盤・インナーマッスルトレーニング・目のカスミ・スポーツ障害・ダイエット指導・美容鍼・エステ・痩身・小顔矯正など
ODAIJINI鍼灸整骨院 (大阪 堺市 東区|大阪狭山市|富田林市|河内長野市)南海高野線 金剛駅から15秒
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