こんにちは!
ODAIJINI鍼灸整骨院 金剛院です!
梅雨も明け、連日猛暑が続いていますね(*_*;
皆さんもお盆休みなどで、色々と外出する機会が増える時期だと思います。
が、しかし!!
この時期と言えば、天敵の「夏バテ」に気を付けないといけません(-_-メ)
そこで今回のブログでは、夏バテの症状、疾患、原因、予防対策についてご説明しますので、
是非最後まで読んでみて下さいね!!
夏バテとは、なんとなく体調がすぐれない状態の事を言います。
夏の高い気温や湿度の高い環境に身体が対応できず、体の不調が起こる状態です。
■夏バテの状態のアンケート結果
「疲れやすい」「体が重たい」「食欲がなくなる」「睡眠不足」など、普段から感じやすい症状が上位ですね(*_*;
「夏バテになることがない」と答えた方は1000人中、なんと約230人だけになっています(;O;)
では夏バテの代表例として「熱中症」について…
熱中症は夏バテよりも重度の症状で体調が急激に悪化する状態の事です。
■熱中症による救急搬送人員数(都道府県別)
大阪府は香川県に次いで、日本で二番目に面積の小さい都道府県なのですが
このグラフからも分かるように、平成30年度の熱中症救急搬送数は第一位(*_*;
だからこそ大阪の皆さんに、夏バテに関連する熱中症について知ってもらい、
知識として手助けになれば良いなと思います!
熱中症の症状は「暑い環境下での運動時によく起こる」と書かれていますが、
実はそれが全てではありません。
その理由は日本には四季があり、気温も違えば湿度も違うからです。
外での熱中症は気温が高すぎるがゆえに起きるのですが、室内で過ごす習慣のある方、
例えばデスクワークなど室内でのお仕事が中心で、かつ運動習慣がないという方にも熱中症は起こります!
熱中症は快適な環境下にいるがゆえに、体温調節機能が低下して起きるものと思って頂ければわかりやすいです(^O^)
つまり、会社の室内は常に快適な気温・湿度に設定されているので、人間が元々持っている体温調節機能を
働かせる必要があまりないからです。
運動をしている方としていない方では、個人差はありますが、熱の発散量にも違いが出てきます。
■熱中症になった時の状態のアンケート結果
1000人に熱中症のアンケートを実施したところ、280人(約3割)の方が熱中症を発症しているそうです(*_*;
夏場の高温の環境下では、体内の水分の他に、塩分も同時に奪われるため血液の流れが悪くなります。
そうなると体内の栄養素(糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルetc・・・)が体中に運ばれなくなるので、
高熱、筋肉の痙攣(水分、ミネラル低下のため)だるさ、頭痛、吐き気などの症状が起こります。
今回は、これらの栄養素の中で倦怠感や疲労に関連のある「ビタミンB1」に着目してみます。
ビタミンB1の特徴
〇主に炭水化物の代謝を助けてエネルギー産生する
〇乳酸を燃焼する事にも関連する為「疲労回復ビタミン」とも呼ばれる
特に夏は食欲が減少し、食事の回数・品数が減ることになり、その結果栄養素の摂取も不足します。
その他、水分を摂取しすぎることにより胃液が水分で薄まり、食事の消化が正しくされず
栄養素を取り込めず不足に繋がります。
さらに、水分の過剰摂取による尿の排泄で、ビタミンB群が体外へ出て行ってしまいます(-_-)
なので、体内のエネルギーが蓄えられない状態でどんどん放出ばかりするので
疲労・倦怠感が増してしまいます・・・
次に、夏バテの原因の一つでもある自律神経の乱れについて書きます!!
自律神経というのは、人の身体の状態を調整するものです。
脳の疲れ → 体内に栄養が行きわたりにくい → 体の疲労
このメカニズムで自律神経が乱れる事になります!
上記でも書いた様に、室内の快適な温度や湿度と、室外の気温との温度差により体は体温調整をしないといけません。
それをコントロールする事が難しくなる為、夏バテを起こします。
少し脱線しますが、「病は気から」という言葉がありますが、自律神経という一括りの言葉では意味は理解できても
目に見えない物ですのでイメージしにくいですよね(-_-メ)??
そこで、体の「気」「血」「水」の3種類で表してみたいと思います。
タメになる知識なので要チェック(^_-)-☆
気 … 目に見えないが人の身体を支える原動力
血 … 全身の組織や器官に栄養を与える役割
水 … 飲食物中の水分を消化吸収により、人の体に必要な形にして体を潤す役割
この3つがバランス良く体を巡ることで健康で元気に過ごせます。
「夏バテ」の症状で多くみられるのが、
〇胃腸疲れタイプ
〇冷房負けタイプ
〇水分取りすぎタイプ
それでは、各タイプをみてみましょう!
■胃腸疲れタイプ → 脾気虚
特徴 : 食欲が落ち元気がでない・ 疲れやすい・ すぐに横になりたくなる
症状 : カラダ全身の巡りが悪くなり、内臓の働きが不調になる
夏は「脾」(胃腸の働き)の機能が低下しやすいと考えられている為、
胃腸は湿気が苦手で、梅雨や夏の高温多湿な気候で胃が弱る
冷たい飲み物やアイスなどを食べる機会が増えることで、より胃腸に負担をかけ消化機能が低下してしまう(*_*;
■冷房負けタイプ → 気血両虚
特徴 : 夏でも手足が冷える・冷房がきいた部屋にいると気分が悪くなる・食欲が落ち、栄養不足を感じる
症状 : 食欲が落ち、栄養不足による「血」の不足が生じるだけでなく、熱を逃がすための発汗が過度になると、「気」も消耗してしまいます。
■水分取り過ぎタイプ → 水滞
特徴 : むくみが気になる・ 頭痛やめまいを感じる・ふらふらすることがある
症状 : 水の巡りが滞っていて、体内に余分な水分を溜め込み悪影響を及ぼします。
湿度が高い日本の夏は、水をため込みやすい環境と言えます。余分な水がカラダに溜まると、
むくみとなって現れま、水が頭部で滞ると頭痛やめまいを引き起こすと考えます。
そんな夏バテにならないための対策をご紹介します(^o^)/
●睡眠
真夏にぐっすり寝る為にはまず、快適な室温が必要になります。
クーラーを使用する場合は28℃くらいにしてください。
下げすぎたり、冷風が体に直接あたるのは避けて下さい。
冷風にあたり続けると体の表面の熱が奪われ続け
体は体温をキープする為にフル回転することになります。
これではかえって体を疲れさせてしまいます。
また寝室の環境を整えるだけでなく、体を眠りに入りやすい様に調節することも必要です。
夏の入浴はシャワーだけになりがちですが、暑さで火照った体を冷まし、リラックスするためには
寝る目のお風呂にゆっくり入る方がいいです。
リラックス効果のある入浴剤を入れてみるのもいいですねヽ(^o^)丿
●食事
夏バテで不足しがちな栄養素としてビタミンB1をご紹介しましたが
それが多く含まれている食材に
豚肉やレバー、うなぎ、かつお、まぐろ、大豆製品などがあります。
これらを意識的に摂るようにしましょう。
また、夏は冷たいものを食べたり飲んだりしたくなりますが、
冷たいものばかり摂りすぎると胃腸が冷やされて消化能力が落ち、
必要な栄養素が吸収できなくなるので気を付けましょう。
●運動
夏バテしない体を作る為には軽い運動が効果的です。
ウォーキングやジョギングなどで人と話をしながら軽く汗ばむ程度の運動や
ラジオ体操、ヨガなどで夏を乗り切る体を作りましょう。
運動するときは水分補給と休息を忘れずに!!!
しっかり対策して暑い夏を乗り切ろう!!
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