2015年2月17日 投稿:

こんにちは、ODAIJINI鍼灸整骨院です(^^)

今日は、四十肩、五十肩のお話♪

 

Shoulder pain - detail

 

ここ2ヵ月の間に五十肩の痛みで来院される方が、かなり多くいらっしゃいます。 関節の痛みは、寒いと気圧の変化などで何をしていてもうずいて辛いんです(>_<)

まずは、自分の症状が何なのかを知って頂けると予防は、可能なので自分に当てはめてみて下さいね♪

まずは、五十肩の名前なんですが、ちゃんとした名前が本来はあるんです! 「肩関節周囲炎」という名前です!この症状が40代、50代の人に多いため四十肩、五十肩と言われています。

では、この肩関節周囲炎とはどんなものなのかお話します。

肩関節周囲炎とは、肩関節の炎症によって痛みが起きる病気です。

その代表的なものに、いわゆる五十肩がありますが、肩関節の痛みは「石灰性腱板炎」や「腱板断裂」などからも起こります。

石灰性腱板炎や腱板断裂なども、広い意味で肩関節周囲炎に含めることもありますが、最近は、肩関節に障害があり、はっきりした診断名がつけられる場合は、肩関節周囲炎から除外しています。

そのため、肩関節周囲炎という場合、一般的には五十肩のことを指します。

 

 

 

 

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●原因  肩関節の骨格は、「肩甲骨、上腕骨、鎖骨」の3つの骨によって構成されています。 肩甲骨のくぼみには、上腕骨の骨頭がはまり込んでいますが、肩甲骨のくぼみが浅いため、上腕骨頭のはまり方が浅く、関節が不安で、脱臼しやすい状態にあります。 そのため、肩甲骨の背中側に付いている棟上筋、棘下筋、小円筋と、肩甲骨の内側に付いている肩甲下筋が集合して、上腕骨頚部に付くことで、肩関節をしっかりと支えています。 五十肩では、この筋肉と骨とを結びつける「腱板」や、骨と骨とを結びつける「靭帯」に炎症が起こります。 また、肩甲下筋と棘上筋のすき問など、筋肉や腱板のすき間に炎症を生じることもあります。 こうした炎症が痛みを引き起こし、悪化すると、肩関節の拘縮の原因にもなります。 さらに、肩関節の周囲には、上腕骨頭を覆っている関節包や肩峰下滑液包などがあり、関節の動きを滑らかにする滑液をつくるとともに、クッションの働きをしています。 五十肩の場合、これらの組織の弾力も失われ、炎症を起こします。  このような肩関節の変化を起こす原因として、「加齢に伴う組織の変性、肩甲上神経が圧迫されて起こる障害、外傷、自律神経障害、血行障害、ホルモンバランスの変化」などが考えられています。しかし、今のところどの原因で起こるのかは、はっきりしていません。

 

 

 

 

肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)の症状

 

五十肩の多くは、ある日突然、肩関節に激しい痛みやしびれが現れることによって始まります。なかには、朝、目が覚めたら肩関節が痛くなっていたという患者さんもいます。 痛みはかなり強く、腕を動かしたときはもちろんのこと、安静にしていても激しい痛みがあります。 ひどい場合は、痛みで眠れなかったり、あるいは、痛みのために目を覚ますこともあるほどです。 痛みは、軽ければ1~2か月、重い場合は3~6か月ほどかけて軽減していきますが、その一方で、今度は、肩関節の動きが悪くなってきます。 そのため、「肩や腕を上げる、回す」といった動作ができなくなってきます。 このような状態を「拘縮」といいますが、拘縮が起こってくると、日常生活にも支障が及ぶようになります。 しかし、五十肩のほとんどは、ほうっておいても自然に治っていきます。 軽ければ半年程度、重い場合でも、1年~1年半もすれば、痛みも拘縮も改善されて、以前と同じように動かすことができるようになります。 五十肩は、一度起こったら同じ側の肩には再発しない病気ですが、もう一方の肩関節に、新たに発症することはあります。 左右同時に発症することはほとんどなく、一方の五十肩がよくなってから、もう一方に起こってくることがほとんどです。 五十肩は、40~50歳代の人に多い病気で、体をあまり動かさない人に起こりやすいのが特徴です。 また、女性に多いといわれますが、実際には、やや女性に多い程度で、男女差はほとんどないようです。

 

 

 

 

医療機関での診断

肩に痛みがある場合、肩関節の障害と、肩関節以外の障害の、両方を考える必要があります。 例えば、肩関節の障害では、五十肩のほか、石灰性腱板炎や腱板断裂などの可能性もあります。 また、肺の先端にがんが発症した場合には、肩に激しい痛みを生じることがありますし、「狭心症、心筋梗塞、胆石症、頚椎の障害」などからも、肩に痛みが起こる場合があります。 五十肩の診断では、こうしたほかの病気との鑑別が重要になります。

 

 

●診察  まず、問診が行われ、症状のほか、「痛みのある部位、きっかけ、どのようなときに痛むか」といったことについて、詳しく尋ねられます。また、実際に肩に触る触診や、肩を動かしながら診察する身体的な検査も行います。  身体的な検査では、肩関節の動きや関節の動く範囲がわかりますし、問診では得られなかった痛みに関する情報、痛み以外の症状などがわかる場合もあります。

 

 

●画像診断  画像診断では、主にエックス線検査とMRⅠ(磁気共鳴画像)検査が行われます。これらの検査は、肩関節やほかの部位に、障害の有無を確認するのが主要な目的です。エックス線検査では、腕を上げたり、腕を内側や外側に回すなど、いろいろ姿勢を変えて肩関節を撮影します。エックス線検査では、石灰性腱板炎や肺の異常などがわかりますし、MRIは、骨に囲まれた軟部組織の診断に有効で、腱板断裂などの診断に役立ちます。 こうした診察や画像診断が行われ、肩関節や体のほかの部位に、障害が認められない場合は、「五十肩」 と診断されます。

 

 

 

 

医療機関での保存的治療法

五十肩は、そのほとんどが自然に治っていきますが、なかには、なかなかよくならないものもあります。 また、自己判断で治療を行った結果、かえって症状を悪化させたり、治療期間を長引かせてしまうこともあります。 五十肩を早く改善するには、適切な治療を受けることが大切です。 五十肩の治療目的は、痛みを和らげることと、肩関節の動きをよくすることですが、その基本になるのが、「安静、薬物療法、温熱療法」などの保存療法です。

 

 

●安静

 痛みの激しい時期には、痛みを和らげることが大切で、痛みをひどくするような激しい運動や、重いものを持ったり、無理な動作をすることは控えます。 かといって、痛みが強くならない程度であれば、日常生活で、ある程度は、肩関節を動かすようにします。

 

 

 

●病院での薬物療法

 痛みがつらい場合は、薬物療法を行って痛みを和らげます。薬物療法には、大きく分けて消炎鎮痛薬の使用と、患部に薬を直接注射する方法があります。  消炎鎮痛薬には多くの種類があるため、患者さんの体質や症状を考慮しながら、適切な薬を選びます。消炎鎮痛薬には、湿布などの外用薬のほか、内服薬や坐薬があります。  患部への注射は、痛みを早く抑える効果があります。注射薬は、ステロイド薬やヒアルロン酸ナトリウムなどを用います。 ステロイド薬は、強力な抗炎症作用がある反面、副作用にも注意が必要ですが、ヒアルロン酸ナトリウムは、本来滑液にある成分であり、注射しても副作用がありません。 また、炎症を抑える作用もあるとの報告もあります。そのため最近は、ヒアルロン酸ナトリウムを用いるケースが増えてきているようです。 ヒアルロン酸ナトリウムやステロイド薬の患部への注射は、過1回のペースで、3~4回程度行います。

 

 

●神経ブロック

 薬物療法を行っても、どうしても痛みが治まらない場合は、肩甲上切痕というポイントに局所麻酔薬を注射します。一時的に痛みを抑えることができます。

 

 

●温熱療法

 関節の動きが悪くなる時期には、患部を温める温熱療法が効果的です。患部を温めることにより、血行がよくなり、痛みが和らぐとともに、筋肉がほぐれて、肩関節を動かしやすくなります。 温熱療法では、一般にホットパック(ジェル状の温熱剤が入ったパック)や肩用のサポーター、カイロなどを用います 。最近は、カイロを入れることのできるサポーターもあります。また、通常のサポーターに、面ファスナーをつけ、そこに使い捨てのカイロを貼りつける方法もあります。 入浴して、全身をよく温めるのもよいでしょう。  患部の保温は大切で、特に夜間の冷えには注意する必要があります。

 

 

●運動療法 五十肩では、肩関節を動かさずにいると拘縮がひどくなって、ますます動かしにくくなっていきます。 痛みが和らいできたら、「五十肩体操」を行って、肩関節を積極的に動かし、リハビリテーションに努めましょう。   五十肩体操では、段階を追って、肩関節を動かせる範囲を徐々に広げていくことが肝心です。また、無理をせずに、痛みが強くならない程度に行うことです。 五十肩体操を、毎日繰り返し行うことで、肩関節の動きが滑らかになるとともに、血行がよくなり、筋肉が徐々にほぐれていきます。 なお、五十肩体操は、必ず五十肩と診断されてから、正しいやり方を医療機関で指導を受けて行うとよいでしょう。 五十肩の多くは、こうした保存療法を行うことによって、症状が改善されていきます。 しかし、治療を開始して半年~1年以上たっても、症状が軽くならない場合や、痛みなどがひどくて、日常生活に支障を来すような場合は、手術を行うこともあります。

 

 

・医療機関での手術療法

五十肩が慢性的になると、肩甲下筋と棘上筋の腱板のすき間の炎症により、組織が瘢痕化して、すき間が狭くなります。 手術では、この療痕化した部分を切り離して、肩甲下筋と棘上筋の腱板の間に、十分なすき間をつくることで、痛みが軽くなり、肩関節の動きもよくなります。 手術には入院が必要で、全身麻酔下で行います。実際に、五十肩で手術をするケースは、あまり多いものではありません。 五十肩の治療で、注意したいのが「糖尿病」です。糖尿病の人が五十肩を起こすと、症状がなかなか軽くならず、治療が長引く傾向があります。 しかし、血糖を適正にコントロールすることによって、症状の改善や、治療期間の短縮が期待できます。 糖尿病の人は、五十肩の治療を行うとともに、糖尿病の治療と生活管理に努めることが大切です。

 

 

 

・日常生活での対処法

肩をねじるなど痛みが起こる動作を避ける  五十肩では、日常生活でつらい思いをすることもあります。そのような場合は、次のような対策を講じて、痛みの軽減を図ります。

 

 

●夜間痛があるときは: 激しい痛みのために、夜眠れない場合は、クッションや座布団を二つ折りにして、悪いほうの肩からひじにかけて敷き、肩関節の負担を少なくします。 さらに、クッションを腕に抱えて寝ると、痛みがより和らぎます。

 

 

●服を着替えるときは: 肩や腕を上げたり、後ろに回す動作をすると痛みが強まるため、衣服の着替えがつらくなります。 服を着るときは痛いほうの腕から袖を通し、脱ぐときは楽なほうから脱ぐと、あまり痛くなく着脱ができます。 セーターやシャツ、パジャマなどを前開きのものにすると、肩関節にあまり負担をかけずに、着替えられます。 逆に、帯を結んだり、エプロンを結ぶ動作は非常につらいので、背中や腰で、ひもやファスナーなどを使う衣服は、避けたほうがよいでしょう。

気分転換のために、温泉などに出かけたり、散策するのもよいと思います。

 

 

 

・肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)の予防法

五十肩は、誰にでも起こる可能性のある病気ですが、生活習慣に注意することで、予防できます。 五十肩の予防には、「ふだんから適度に肩を動かす、肩を冷やさないようにする」の2点を心がけることです。 五十肩は、体を動かすことの少ない人に起こりやすい病気ですから、中高年の人は五十肩体操やテレビ:ラジオ体操などを行い、意識して体を動かすようにすることです。 また、仕事の合間に、背中を伸ばしたり、体を動かすのも、五十肩の予防に効果があります。 肩の保温で、注意したいのが冷房です。冷房で長時間肩を冷やすと、血行が悪くなり、筋肉が硬くなるので、好ましくありません。 冷房を使いすぎないようにし、冷房の効いているところでは、長袖のシャツを着用したり、カーディガンを羽織るなどして、全身の保温に努めるようにしましょう。

 

 

 

みなさん、五十肩について少し理解していただけましたでしょうか?

少しでも参考になれば(^^)

当院ODAIJINI鍼灸整骨院では、関節運動学的アプローチといった手法で、肩関節周囲炎を施術していきます♪

現在来院されている方のほとんどが、改善していかれています!!

1人で悩まずに、まずはご相談下さい♪

 

 

 

 

 

 

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